いつの間にかRM mini3(黒豆)がAlexaと単体連携できるようにバージョンアップされていました。これまでは、Node-REDやらIFTTTなどを使う必要がありましたが、AlexaとRM mini3(黒豆)のみで音声連携が完結します。しかも、設定はスマホのみ。試した結果を記事にしました。
Node-REDやIFTTTが不要になったため、難易度はかなり低くなりました。当然、ラズパイなどの簡易サーバーも不要です。
スマホに「BroadLink – Universal Remote」をインストール
これまで「Intelligent Home Center」を利用していましたが、いつのまにかアプリがバージョンアップされていました。まずは「BroadLink – Universal Remote」をインストールしてセットアップを完了させてください。
※BroadLinkへアカウント登録済みの場合、「Intelligent Home Center」で以前設定した内容を引き継いでくれます。
Alexaスキルとの関連づけ
Amazon Alexaアプリを立ち上げて、BroadLinkを関連付けます。アカウント情報を聞かれるので、入力してください。
こんな感じになっていればOK。
BroadLinkアプリに赤外線デバイス(家電)+赤外線信号を登録
サンプルとしてテレビを登録します。BroadLinkアプリを立ち上げて
1.右上のメニューから「Add IR/RF remoe」を選択。
2.関連付けるデバイス確認をしてくるので、RM mini3(黒豆)を選択。
3.「UserDefine」→「Add Appliance」→「デバイスの置き場所」 を選択。
4.デバイス名を聞かれるので「自宅のテレビ」などと入力(任意名前でOKです)
5.RM mini3(黒豆)のsub deviceとして登録 → 「I know it」を選択。
6.「Add function buttons」を押して、赤外線信号を学習させる。
BroadLinkアプリにシーンを登録
次にシーンを登録します。以下操作を必要な数だけ繰り返してください。
1.右上のメニューから「Add scene」→「General Scene」を選択。
2.「Scene icon」「Scene name」を入力(任意文字列でOK)。
3.「Add device」で、コントロールしたい「Device」と「Action」を選択。
Alexaアプリとシーンを関連づける
Alexaとシーンを関連付けます。Alexaアプリを立ち上げて
1.左上のメニューから「定型アクション」を選択。
2.右上のプラスボタンを選択。
3.「定型アクション名」「実行条件を設定」「アクションを追加」をそれぞれ入力。
定型アクション名:任意の名前でOK
実行条件を設定:Alexaへ話しかける言葉(開始フレーズ) 例:アレクサ、テレビ
アクションを追加:「スマートホーム」→先ほど作成したシーンを選択。
途中から画像を貼り付けるのがめんどくさくなって、文字情報だけになってしまいました。スマホでポチポチ繰り返すのがしんどいですが、スマホだけでAlexaとRM mini3(黒豆)の連携が完結するので、技術的難易度はかなり下がったと思います。
シーンを使わない連携や、グルーピングによる家電まとめて操作など、いろいろ機能はあるようですが、まずは基本的な(≒汎用的な一番めんどくさい)連携方法の紹介でした。