【公式】Raspbianインストールソフト【Raspberry Pi Imager】

2020年3月5日、ラズベリーパイ財団より公式のRaspbianインストールソフトがリリースされました。Raspberry Pi Imagerは、Raspbian等のOSイメージをMicroSDへ書き込むソフトなのでインストールという表現は適切ではないかもしれませんが、最終的に出来上がるものは同じです。

Raspberry Pi Imagerでできること

Raspberry Pi Imagerは以下サイトからダウンロードすることができます。Windows版、macOS版、Ubuntu版が用意されていますので、ご自分の環境にあったものを利用してください。

https://www.raspberrypi.org/downloads/

ダウンロード後に起動すると以下の画面が表示されます。

メニュー説明
CHOOSE OSインストールするOSを選択します。詳細は別途説明。
CHOOSE SD CARDOSをインストールするSD CARDを選択します。
WRITESD CARDへOSをインストールします。

「CHOOSE OS」を選択すると以下の画面が表示されます。インストールしたいOSを選択します。OSはオンラインダウンロードされますので、事前ダウンロードは不要です。

メニュー説明
RaspbianRasberry Pi Desktopをインストールします。最新バージョンがインストールされます。
Raspbian(other)「Raspbian Lite」や「Rasbbian Full」をインストールする場合に選択。
LibreELEC「LibreELEC」をインストールする場合に選択。Pi4バージョン、Pi2/Pi3バージョン、Pi Zero/Pi 1バージョンが用意されています。
Misc utility image「Pi4 EEPROM boot recovery」をダウンロードします。
EraseSD CARDをFAT32でフォーマットする場合に選択。これは便利!!
Use Custom事前ダウンロードしたOSイメージをインストールする場合に選択。gz/zipファイル、imgファイルどちらでも有効です。

これまで「SDメモリカードフォーマッター」や「DD for Windows」「balenaEtcher」などの外部ツールでインストールしていましたが、公式ツール1つでインストールできるようになったのが良いですね。

OSとSDカードを選択したら最後にWRITEを押してください。インストールが開始されます。