xd60 xd64 v3.0 日本語配列 QMK設定について(Remap対応)

以前こちらで日本語配列キーボードを作成したことを記事にしました。

結構楽しかったので、異なる部品を使って作成してみました。

xd60 xd64 v3.0

Geteron静音クリア軸

組み立て自体は問題なく完了しました。が、Remap対応にかなり苦労したのでメモを残しておきます。

xd60 xcd64 3.0 日本語配列 Remap対応メモ

QMK MSYSのインストール

Windows用となりますが、こちらの記事が大変参考になりました。「2.QMKの設定を行う」まで実施してください。

config.hファイルの書き換え

デフォルトでは正しく動きません。1ファイルだけ書き換えが必要です。対象は以下となります。

qmk_firmware\keyboards\xd60\rev3\config.h

// #define MATRIX_COLS 14 
#define MATRIX_COLS 15

・・

// #define MATRIX_COL_PINS { F0, F1, E6, C7, C6, B6, D4, B1, B7, B5, B4, D7, D6, B3 }
#define MATRIX_COL_PINS { F0, F1, E6, C7, C6, B6, D4, B1, B7, B5, B4, D7, D6, B3, F7 }

ファームウェアの書き込み

以下のコマンドを打ち込んでファームウェアを書き込んでください。コマンドを打つ前にキーボード裏のリセットボタンを押してDFUモードにするのを忘れずに。

cd ~/qmk_firmware
make xd60/rev3:via:flash

Remapで接続

ファームウェア書き込みが正常に終了していればRemapへ接続可能です。

jsonファイルをimport

キーボードに接続するとjsonファイルを求められます。以下jsonをインポートしてください。

{"name":"XD60rev3","vendorId":"0x7844","productId":"0x6363","lighting":"none","matrix":{"rows":5,"cols":15},"layouts":{"keymap":[["0,0","0,1","0,2","0,3","0,4","0,5","0,6","0,7","0,8","0,9","0,10","0,11","0,12","0,13","4,9"],[{"w":1.5},"1,0","1,1","1,2","1,3","1,4","1,5","1,6","1,7","1,8","1,9","1,10","1,11","1,12",{"x":0.25,"w":1.25,"h":2,"w2":1.5,"h2":1,"x2":-0.25},"2,13"],[{"w":1.75},"2,0","2,1","2,2","2,3","2,4","2,5","2,6","2,7","2,8","2,9","2,10","2,11","2,12"],[{"w":2},"3,0","3,2","3,3","3,4","3,5","3,6","3,7","3,8","3,9","3,10","3,11","4,7",{"w":2},"3,13"],[{"w":1.25},"4,0",{"w":1.25},"4,1",{"w":1.5},"4,2",{"w":2.25},"4,6",{"w":2.75},"4,5","4,4",{"w":1.25},"4,10",{"w":1.25},"4,11",{"w":1.25},"4,12",{"w":1.25},"4,13"]]}}

自由にキーマップを変更

あとは自由にキーマップを変更してください。参考までに現状のキーマップです。