VBAでChromeを自動操作する – 初期設定編

RPA製品は色々とありますが、企業内でお手軽に無料で使うには色々と課題があり難しいかと思います。また、Pythonなどでスクレイピングしても、EXCELに結果を貼り付けて分析するなど、2度手間になることが多いかと思いまます。(非エンジニアにPythonをインストールさせることが最大の難関という話も)ならば、企業PCには間違いなく入っているであろうExcel(VBA)を使うことで、諸所の手間を省くことができます。まずは、初期設定方法を紹介します。

SeleniumBasicのインストール

以下よりSeleniumBaiscの最新版をダウンロードします。画面の指示に従ってインストールしてください。いくつか選択肢はでますが、全てデフォルトで問題ありません。

Release SeleniumBasic v2.0.9.0 · florentbr/SeleniumBasic
CHANGELOG.txt

ChromeDriverのインストール

ChromeDriverのインストール前にお使いのPCにインストールされているChromeのバージョンを確認します。Chromeを立ち上げてアドレスバーに以下を入力します。

chrome://settings/help

上記画面の「80」部分が確認すべきバージョンとなります。以下より同一バージョンのChromeDriverをダウンロードしてください。

Downloads - ChromeDriver - WebDriver for Chrome
WebDriver for Chrome

ダウンロードしたファイルを解凍してchromedriver.exeを取り出し、以下フォルダーへコピー(上書きOK)してください。

C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\SeleniumBasic

.NET Framework のインストール

.NET Frameworkがインストールされていないと、実行時にオートメーションエラーが発生します。.NET Frameworkをインストールするために以下vbsを実行してください。

C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\SeleniumBasic\Scripts\StartChrome.vbs

VBE(Visual Basic Editor)で参照設定

この設定は必須ではありませんが、参照設定をしておくとVBEでIntelliSenseが効きコーディングが楽になります。

サンプルプログラム

簡単なサンプルプログラムを紹介します。グーグルにアクセスし、”rs-techdev”で検索するプログラムです。最後にStopとしているのは、プログラムが終了するとブラウザを閉じてしまうためです。Chromeが立ち上がり検索結果が表示されていれば、初期設定は完了です。

Option Explicit

Sub sample()
    Dim dr As New Selenium.WebDriver
    Dim sk As New Selenium.Keys
    Dim el As WebElement
    
    dr.Start "chrome"
    dr.Get "https://www.google.co.jp/"
    
    Set el = dr.FindElementByName("q")
    el.SendKeys ("rs-techdev")
    el.SendKeys sk.Enter
    
    Stop
End Sub
VBA
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rs-techdev
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